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  • 研究員 高橋晴美
  • No.0302

厳しさ増すメガネ小売業界

 今や100円ショップでもメガネが売られる時代。メガネ一式3,000円、5,000円といった低価格ショップも目新しくはなくなった。最近の眼鏡小売業界の動向をみてみると、低価格化の進展に加え、店舗数の飽和、消費者の買い替えサイクルの長期化などから、競争は激化し、経営環境は厳しさを増している。
 メガネは、本来、視力矯正器具であるが、見えさえすればいいというものではない。購入時に販売員による検眼やかけ具合の調整、フレームの幅の微調節、ライフスタイルにあったレンズの設定など専門的で複雑な技術を必要とする。専門店の方にお聞きすると、こうした専門的な技術のコツを習得するには数年かかるというのに、残念ながら一般の消費者には伝わらず、ないがしろにされているという嘆きの声が聞かれる。

 こうした中、メガネ店の信頼と技術力をもっと消費者に訴求しようと、平成20年4月に「日本眼鏡販売店連合会(JAOS:Japan Association of Optical Stores)」が発足した。この連合会は、「信頼」・「信用」・「安心」の3つの約束を掲げ、“ビジョンケア(視力の総合的なお世話)”をモットーに、お客様に信頼されるメガネ店のネットワークである。JAOSの認定店になるためには、1.(社)日本眼鏡技術者協会の認定眼鏡士が在籍していること、2.眼鏡公正取引協議会の会員であること、3.日本眼鏡安全協会の製造物責任保険に加入していること、の3つの条件をクリアしていなければならないという厳しい審査基準が設けられている。発足間もないこの認定店は、現在、全国に約1,500店舗ある。

 量販を中心としたチェーン店、地域に根ざした独立店、デザイン性やブランドを重視したコンセプトショップなどさまざまなメガネ店がひしめく中、こうしたJAOSの認定店であれば、他店との差別化につながり、また消費者に「安心して買えます」といったPRにもなる。
 近視、遠視、乱視、老眼、メガネにはいろいろあるが、自分にとって最適で快適なメガネは世界でただ一つである。今後の視生活の向上のためにも、メガネ店選びの際にこのJAOS認定店を参考にされてみてはいかがでしょうか。

投稿者:研究員 高橋晴美|投稿日:2009年04月01日|コメントを書き込む

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