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  • 研究員 高橋晴美
  • No.0267

バンダイホビーセンターを訪れて

 5/15から18の4日間、プラモデルやラジコンなどの見本市「第47回静岡ホビーショー」がツインメッセ静岡(静岡市駿河区)で開催された(15、16日は業者や関係者のみ。17、18日は一般公開)。また、“静岡ホビーウィーク”(5/13から18)にあわせて、この週末は、静岡市内のいくつかの場所でも催し物が開かれていた。
 グランシップでは鉄道模型走行などの「トレインフェスタ」が、?タミヤ(静岡市駿河区)ではミニ四区大会が開催されていた。
 一方、バンダイホビーセンター(静岡市葵区)では、“機動戦士ガンダム”などのプラモデルグッズの販売や一部施設を一般向けに開放し工場見学を行っており、多くの来場者でにぎわっていた(新聞報道によれば、17日と18日の2日間で来場者12,000人以上)。
 このバンダイホビーセンターは、従業員がガンダムの地球連邦軍風のジャンパーを着て仕事をしているというユニークな会社だと聞いており、また、通常の施設見学は完全予約制で、応募が殺到、人気スポットと耳にしていたので、以前から一度行ってみたいと思っていた。
 実際に行ってみると、イベントもさることながら、センターの1階にある歴代ガンダムが陳列されているケース前には、ガンダムファンや子ども連れの家族が列をなし食い入るように中の“ガンプラ”を見ており、そのすごさに圧倒された。また、2階へ上ると、窓ガラス越しに、プラモデルを作る成形機が並ぶ生産現場が見られるようになっており、プラモデルに疎い私でも興味深く見学することができた。

 静岡県は、株式会社タミヤや株式会社青島文化教材社、フジミ模型株式会社、株式会社ハセガワといった主要なプラモデルメーカーが立地しており、国内出荷額シェアは8割を超えている。
 しかし、近年、少子化の進展や子ども向けの玩具がテレビゲームやカードゲームなど多様化していることから、プラモデル業界の競争環境は厳しさを増している。
 ただ、今回のホビーショーやバンダイホビーセンターを訪れてみると、子どもたちよりもむしろ大人たちの方が熱心であったように思う。プラモデル業界は、ここ数年、子供向け商品が伸び悩み、大人向け市場に力を入れてきた。幅広い世代を魅了させてくれるプラモデルであるが、今後、長期的なファンの獲得のためには、将来の顧客の中心を担う子どもたちがファンとなってくれるような夢のある商品開発に期待したい。

投稿者:研究員 高橋晴美|投稿日:2008年05月19日|コメントを書き込む

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