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  • 主任研究員 大石真裕
  • No.0348

未来カレンダー

 今年7月にスタートした「世界の模型首都 静岡ホビーフェア」(会場:JR東静岡駅北側の東静岡広場、開催期間:2011年3月27日まで)が盛況だ。9月末日現在の入場者数は約82万人に上り、目標(90万人)達成が目前に迫る。
 イベントの目玉は、高さ18メートルの「機動戦士ガンダム」の立像。少年の時にテレビで見たアニメのロボット(正式にはモビルスーツと呼ぶ)が実物大(?)で登場する時代がくるとは夢にも思わず、近い将来、本当に操縦できるガンダムが登場するのではないかと、さらに思いを巡らせてしまう。

 ところで、皆さんは「未来年表」をご存知だろうか。これは、博報堂生活総合研究所が、未来予測関連の記事やレポートから「○○年に、○○になる」といった情報のみを厳選し、西暦年や分野ごとに整理した未来予測のデータベースである。2110年までの未来が描かれた「未来年表」をみていくと、たとえば、構造変化の波が押し寄せている自動車では、2020年に「家庭用コンセントで充電できるプラグインハイブリッド車が本格的に普及する」、そして2050年には「燃料電池車と電気自動車が世界の自動車の4割を占め、残りがすべてハイブリッド車になる」と書かれている。
 また今年、GDPが日本を抜いて世界第2位になると目される中国経済は今後も隆盛を誇るが、2050年には「急速な高齢化により、2020年に米国を追い抜いた中国経済が、この年ふたたび米国に抜き返される」との予測があるほか、「韓国の1人あたりの国内総生産(GDP)が、米国に次ぐ世界第2位の8万1000ドルに達する」、「ブラジル経済が日本を抜き去り、世界4位の規模に成長する」といった見方もある。
 そのほか、「2020年 感触や香りなど臨場感のある夢の立体映像テレビが実用化される」、「2050年 世界中の骨折の50%が、高齢化が進むアジア地域で発生する」、「2100年 このころ宇宙人が発見される(100年後)」など、予測は多分野に及ぶ。

 「未来年表」以外にも、独立行政法人科学技術振興機構の「未来技術年表」など、将来予測に関するものはあるが、こうした未来予想図をみていると、これまで積み重ねてきたものをベースに、その延長線上で明日を考えることも大切だが、それに加えて、将来の姿を思い描き、そこにたどり着くための方法を考えてみること、遠い未来に思いを馳せることも時には必要かと改めて感じる。

参考:「未来年表」ホームページ http://seikatsusoken.jp/futuretimeline/

投稿者:主任研究員 大石真裕|投稿日:2010年10月01日|コメントを書き込む

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