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  • 主任研究員 冨田洋一
  • No.0280

サラリーマンの小遣い事情

 みなさん、ご自分の1カ月の小遣いは、いくらでしょうか。物価高騰のご時勢、真っ先に見直し対象となると言われるお父さんの小遣いですが、今年4月にGEマネーが行った調査によると、サラリーマンの1カ月の小遣いは46,300円で、前年に比べて2,500円も下がったそうです。ちなみにピークは、バブル全盛の平成2年で1カ月76,000円だったそうですから、ピーク時よりも4割近く減っていることになります。

 そこで、アンケートから最近の小遣いの使い方をみると、昼はかなり節約している様子が伝わってきます。サラリーマンの昼食代は570円(前年比△20円)で、平均額とはいえ、かなり低い金額です。これは、社員食堂で済ませている方や、安いランチが多い首都圏の方の回答が色濃く反映された結果だと思われます。もし、静岡市内で昼食を570円以内に収めようとすると、チェーン展開しているファミリレストランや牛丼店、カレー店、うどん店で食べるか、持ち帰り弁当店やコンビニエンスストアなどで弁当を購入すれば、なんとか収まりそうですが、静岡市内では、ざるそばやラーメンが1杯600円前後の店が多いので、月平均570円を達成するのはかなり難しいでしょう。
 その一方で、夜は、お酒を楽しんでいるようです。アフター5の外食(飲み会)の回数は、1カ月に3.8回(前年比△0.1回)、飲み代には1回当たり4,700円(同+320円)という結果でした。回数に関しては、週1回のペースという計算になりますので、やや多いように感じますが、未婚者が月5.0回、既婚者が月2.7回ということですから、週末ごとに飲んでいる若い世代が平均値を押し上げているのでしょう。金額は増加していますが、これは贅沢をしているというよりも、昨今の飲食店の値上げが影響されているようです。

 また、「サラリーマンの小遣いの使い道として必要不可欠なもの(複数回答)」という設問に対しては、1位 昼食代(48.0%)、2位 趣味の費用(42.0%)、3位 嗜好品代(32.2%)、4位 飲み代(28.8%)、5位 雑誌・書籍代(25.8%)という結果になっています。確かに、午後の活力の源泉である昼食は不可欠な存在ですが、アンケートでは、その昼食代が減少しているわけで、お父さんの小遣い事情は、かなり厳しいと言えます。小さな努力の積み重ねで浮かせたお金は、きっと趣味や飲み代に回り、それが日頃のストレス解消の原資になっているのでしょう。

 このアンケートの詳しいデータは、下記ホームページに出ております。平均値より小遣いが少なかった方は、このデータの武器に値上げ交渉に挑まれてはいかがでしょうか。ただし、返り討ちにあって小遣い(昼食代)を減額されないように十分にご注意下さい。

 参考HP http://gemoney.jp/pr/oe/ji_kozukai2008.asp

投稿者:主任研究員 冨田洋一|投稿日:2008年08月22日|コメントを書き込む

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