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  • 主任研究員 冨田洋一
  • No.0359

今こそ静岡県内を旅行しよう ~静岡再発見の勧め~

 東日本大震災から2カ月が経過し、静岡県内の観光地にも徐々に旅行者が戻り始めているようです。ゴールデンウイークには前年を上回る観光客を集めた施設もあったようですが、大多数の観光施設は前年を1~2割下回ったようで、厳しい状況が続いています。4月上旬に比べれば状況は改善していますが、自粛ムードは完全に払拭されておらず、“旅行する(遊びに出掛ける)”ことに抵抗を感じて自重された方も多かったようです。
 しかし、重苦しい空気が漂う今こそ、心身ともにリフレッシュさせなければいけないのではないでしょうか。

 やはり、リフレッシュ方法の代表格といえば温泉です。静岡県内には、源泉が1,000本以上あり、温泉地にある宿泊施設は2,400カ所を超えていて、さまざまな温泉を楽しむことができます。以前は宿泊客しか入れなかった温泉も、立ち寄り客に有料開放する宿泊施設も増えています。ちなみに、静岡県内には120カ所近い温泉地がありますので、この機会に静岡県の温泉を極めてみるのも面白いかもしれません。
 また、これからの季節は、いろいろな花が見頃を迎えます。5月中旬以降は、ツツジやバラ、ユリ、ハナショウブ、アジサイなどが楽しめます(下記参照)。

ツツジ   :5月中旬~6月下旬 裾野市十里木、浜松市渋川
バラ    :5月中旬~6月下旬 河津町 バガテル公園、島田市 ばらの丘公園
ハナショウブ:5月中旬~6月中旬 河津町 かわづ花菖蒲園
ユリ    :5月中旬~7月上旬 袋井市 可睡ゆりの園
アジサイ  :5月下旬~7月上旬 牧野原市 大鐘家、下田市 下田公園

 最近は、温泉以外の伊豆半島の魅力にも注目が集まっています。昨年、伊東市内の「大室山」が天然記念物に指定されて以降、今まで特別視されてこなかった地形や地層が、専門家の解説を加えることによって立派な観光資源になることが再認識されました。今年3月には、「伊豆半島ジオパーク推進協議会」も設立され、伊豆半島を地球科学的に重要な自然遺産を含んだ自然を親しむジオパークとして、整備していくことになるようです。静岡県のホームページには、「伊豆半島ジオパーク構想指針書」も公表されていますし、関連するイベントも増えています。大人も子供も楽しめる新しい学習型のレジャーとして足を運ぶ価値は高そうです。
(静岡県ホームページ http://www.pref.shizuoka.jp/soumu/so-820/jiopa-ku.html

 このように、静岡県内には魅力的なスポットがたくさんあります。わざわざ遠くに出かけなくても見落としている観光資源があるはずです。7月22日までは、「がんばろう東日本!ふじのくにGoGo!キャンペーン」が展開されていて、1泊2食で1人5,500円で泊まれる宿泊施設もあります。5月13日現在、県内全域で719軒が参加していて、宿泊料金には義援金(大人1人500円)が含まれているそうです。泊まるだけで東日本大震災の復興支援に協力できますので、この機会に静岡県内を旅行して、県内のホテルや旅館に泊まって、気付いていなかった静岡県の魅力を再発見してください。

投稿者:主任研究員 冨田洋一|投稿日:2011年05月19日|コメントを書き込む

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