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  • 主任研究員 冨田洋一
  • No.0261

「ご当地検定」で、お客様との話題づくり

 昨年6月、富士宮市で開催された、ご当地B級グルメの日本一を決める「B‐1グランプリ」も、その1つであるが、もう1つ急速に増殖しているのが、地元住民でも知らないような地域の歴史や文化などを問題にした『ご当地検定』である。

 最初に行われたご当地検定は、平成15年の「博多っ子検定」と言われているが、“全国初”だったことや博多という地域性もあって、当時はそれほど話題にならなかったらしい。しかし、翌年行われた「京都・観光文化検定」は、試験前からマスコミが取り上げたこともあって、地元の京都を含めて全国から9,801名が受験したということで一気に話題となった。これを聞きつけた各地の自治体や商工団体などは、地域活性化手法の1つとして、また、知名度をアップさせる手法として、「ご当地検定」は有効な手法であるとの認識が広まり、現在までに約150種類のご当地検定が行われている(ただし、テーマが個性的な検定は、第2回目が開催されていないものもある)。

 ちなみに、静岡県内は、「まるごと浜松検定」「富士山検定」「伊豆検定」「静岡おでん検定」「いただきます検定」の5つ。残念ながら、「静岡おでん検定」と「いただきます検定」は1回で終わったらしく、次回の検定情報を入手できなかったが、残る3つについては、以下のとおり。

まるごと浜松検定
 浜松に関する問題が幅広く出題される検定。新聞紙面に出題される3級検定(無料)に合格すると、1、2級の認定試験(1,000円)を受験できる。今年は、4/6、13、20に新聞紙面に問題が出題され、7/6に1、2級の認定試験が開催される。
富士山検定
 富士山に関するあらゆる知識が問われる検定。新聞紙面に出題される3級検定(無料)に合格すると、2級検定(3,000円)を受験でき、2級に合格すると1級検定(5,000円)を受験できる。今年は、6月から7月にかけて新聞紙面に3級問題が出題され、11月頃に1級と2級の試験が実施される予定。
伊豆検定
 伊豆全域の問題が幅広く出題され、インターネットからも受験ができる無料の検定。今年から始まった検定で、第1回が2月から6月、第2回が8月から12月に実施される。毎月、成績上位者には、3万円分のペア宿泊券が贈られるということで話題になっている。

 こうした資格は、就職が有利になるわけでもなければ、1級を取ると給料が上がるわけでもない。しかし、ホテルや旅館、レストランなど、地元以外からも、お客様を受け入れる施設であれば、知っていて損はしない知識のはず。まずは、自分がどのくらい地元のことを知っているか確かめてみるのもよいのだろうし、お客様への話題提供の幅を広げるために会社全体で取り組んでみるのも面白いかもしれない。

投稿者:主任研究員 冨田洋一|投稿日:2008年03月21日|コメントを書き込む

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