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- 主任研究員 冨田洋一
- No.0214
消えるそば屋と増えるカフェ
昼食をあっさりとすませたい時に欠かせない“そば”だが、最近、静岡市内の中心部から“そば店”が急速に減っている。私の記憶では、数年前、静岡市内の呉服町交差点(スクランブル交差点)付近に8つの“そば店”があったはずだが、現在は3店舗しかない。
静岡朝日テレビの深夜の経済番組「ミッドナイトA」でも取り上げられていたが、静岡県内では老舗と呼ばれていた“そば店”が次々に店を閉めている。実際に静岡市内中心部で閉店した店舗は、高齢のご夫婦が経営されていたところが多く、後継者を確保できなかったために店の継続を断念されたのだと思われる。一方で、同じ麺類を扱うラーメン店では、アルバイトと思われるような10から20歳代の若い人が厨房に立っているのとは好対照である。
一方、静岡市内で増えている店舗は“カフェ”である。カフェについては、明確な定義がないので説明が難しいが、若い女性客の利用が多いことからも“女性のための喫茶店”ということができるだろう。昔の喫茶店のように、利用者が長時間利用する点は似ているが、店主がインテリアにこだわったり、マンガや週刊誌、新聞を置かないところが多いなど、昔の喫茶店とは明らかに異なっている。
また、あるホームページ(http://www.h2.dion.ne.jp/~cafe/cafe.htm)では、「楽しいお茶の時間を提供する場所」をカフェだとして、8つの条件を挙げ、そのうち1-3は必須条件になるそうである。
1.美味しいコーヒー、また紅茶(日本茶や中国茶、インド茶など)がある
2.店主のこだわりがある
3.インテリア、または建物に個性がある
4.美味しい甘味(ケーキなど)がある
5.いい音が流れている
6.1人でも訪れることが出来る店である
7.マンガや週刊誌を置いていない
8.ランチや定食がない。または、食事やお酒を出すことを主としない
4、5年前から静岡県には、「ドトール」「スターバックス」「タリーズ」などの全国チェーンのコーヒーショップがオープンしているが、それらとも一線を画しているカフェ。女性の憩いのスペースとして定着するのか、やや高い喫茶代がネックになるのか、今後の動きを見守りたいものである。
参考リンク
カフェの条件(www.h2.dion.ne.jp/~cafe/cafe.htm)
投稿者:主任研究員 冨田洋一|投稿日:2006年11月14日|
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