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ランコース豊富な静岡県の魅力をもっとPRしよう

早朝の坂道にこだまする複数の足音と荒い息づかい。「ザッザッザッ ハァハァハァ」
走り始めはまだ夜の名残があるが、登るにつれて徐々に明るさを増してくる空。登りきった坂の向こうに見える、圧倒的な美しさを誇る富士山を一顧だにせず、ただ前を向いて走り続けるランナー。彼ら彼女らに笑顔が戻るのは、ゴールである徳願寺山の円まるやまかぼくえん山花木園(静岡市駿河区向敷地)に着いた時だ。自らの目標タイムを目指し、「なんでこんなことやっているんだろう」と自分に問いかけながら登るモチベーションは、ゴール時の達成感に他ならない。
静岡市街から安倍川を渡ったところにあるアミューズメントスポットに毎週水曜日の朝5時に集合し、円山花木園のゴール目指して約3kmの林道を走って登るグループがある。早朝5時、そしてその日仕事があるにもかかわらず、多い日には20人ものランナーが集えるのは、市街地から少し走っただけで、タフで走りがいのあるランコースに出会えるからだ。
静岡県は水深2,500 m の駿河湾から標高3,776mの富士山まで標高差6,000m以上あり、東西155km、南北118kmと、海と山が堪能できる自然豊かな広大な県である。そのためランコースには事欠かない。東部には三嶋大社から国道1号線をひたすら東に登り、三島スカイウォークや山中城跡を経て箱根へゴールするコースがある。中部には、駿府城公園の中堀1.6kmを周回する手軽なコースがあり、西部には、自然を満喫できる浜北森林公園のコースがある。
このように魅力ある静岡県だが、9月19日に発表された基準地価では、三大都市圏や地方中核4市(札幌、仙台、広島、福岡)が上昇しているのに対し、静岡県は商業地・工業地ともに▲0.6%の下落、住宅地は▲1.2%の下落と全国の主要都市と比べると劣勢が否めず、政令指定都市の静岡市、浜松市も下落している。また、推計人口もここ1年間では17年5月を除いて毎月減少しており、静岡県にとって人口減少が喫緊の課題と言え、これは静岡県の魅力が十分発信されていないことが要因の1つだ。
首都圏からの移住相談を受け付ける"ふじのくに住みかえる 静岡県移住支援センター"では、移住先は生活利便性の高いところが人気を博していると聞いた。静岡県は、新幹線で東京や名古屋へ約1時間で行けることに加え、東名、新東名などの自動車交通網も発達しており、交通利便性は高く、上述したような自然環境の良さがある。これらを積極的にPRし、魅力を知ってもらう、体験してもらうことが重要だ。
移住者にも、徳願寺山の激坂コースをぜひランしていただき、素晴らしい景色と達成感を体験してもらいたいと思う。

投稿者:主席研究員 山崎眞嗣|投稿日:2017年10月31日|

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