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NEWS RELEASEニュースリリース

2020.05.27

2020年 ゴールデンウイーク集客・休業動向

コロナ禍でほとんどが休業・中止、求められる行政のサポート

静岡経済研究所(理事長 一杉逸朗)では、新型コロナウイルスの影響によりかつてない事態となった「ゴールデンウイーク集客・休業動向」調査の結果をとりまとめましたので、その概要をご案内します。

調 査 結 果 の 概 要
■ 今年のゴールデンウイークは、新型コロナウイルスの感染拡大により不要不急な外出の自粛が求められ、ほとんどの施設・イベントが休業・中止となる異例の事態となった。

■ 休業期間中、県内の観光施設や商業施設の事業者は、半数超が「施設・設備の点検・補修」を実施するとともに、4割近くの事業者が「SNSによる情報発信」を実施。非対面で顧客とつながることができるインターネットを活用する動きが目立った。

■ 施設の営業再開・正常化の予定時期については、「未定」とする回答者も多いが、感染終息の集客回復に向けて、感染対策や情報発信の強化、集客に向けた新しい取組みなどを計画している事業者も多い。

■ ほとんど人の動きがなかった今年のGWであったが、今後、観光産業を回復させていくためには、まずは”Withコロナ”の時期を乗り越えていくための対策とともに、”アフターコロナ”に向けた展望が必要となろう。また、事業継続の観点から考えれば、コロナ禍をきっかけに取組みが本格化しているネットを活用した非対面型事業の収益化を検討していくことも重要だろう。

※本件のお問い合せ先 担当(大石 彰男、中澤 郁弥)

news_2020.05.27.pd