静岡県経済の健全な発展に役立つ研究機関

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理事長

馬瀬 和人ませ かずと

ご挨拶

おかげさまで創立60周年 60th

 静岡経済研究所は、昭和38年3月、静岡銀行の創立20周年記念事業の一環として創設され、おかげさまで60周年を迎えることとなりました。
 当研究所は「静岡県内の経済・産業の実証的な調査研究を行い、地域経済の健全な発展に資すること」を設立の目的とし、一貫して地域に密着した経済、産業、経営に関する情報の提供に努めてまいりました。現在、私どもの活動を支えて頂いている会員数は、静岡県内企業を中心に約15,000先を数えるに至っておりますが、これもひとえに皆様方のご支援とご鞭撻の賜物と心より感謝申し上げます。

 この60年を振り返りますと、わが国経済は、2度のオイルショックを経て高度経済成長期から安定成長期へと移行し、その後は、バブル崩壊やリーマン・ショック、そして直近はコロナ禍、急激な円安・物価上昇に見舞われるなど、「失われた30年」とも評される低成長から脱しきれない状態が続いてきました。しかも、21世紀に入ってからのIT関連の技術革新は目覚ましく、経営を取り巻く環境変化のスピードも一段と加速しつつあるというのが現状です。

 こうした時代背景を紐解きつつ、この1月には、60周年記念誌との位置づけでもある『静岡県経済白書2023 ~持続可能な地域社会の実現に向けて~』を発刊しております。コロナ禍を経て静岡県経済・産業がどのように変貌を遂げたのか、そして、脱炭素化、デジタル化といった時代課題を背景として、今後、企業は持続可能性をいかに高めていくのかについてまとめましたので、静岡県経済・産業を概観するための実務書としてご活用いただければ幸いです。

 今後とも当研究所に対しまして、末永いご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。